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遺産童貞MAXIMUM
親が子どもに引き継いで欲しいこと
「残念だがうちには親から引き継ぐものは何ひとつない」と自信を持っていても、どっこいこれが意外とあるものなのだ。親が引き継いでほしいのは何も金品ばかりではない。
とあるアンケート調査でも「先祖の供養」「親戚付き合い」「友人や知人との関係」「町会の役割」から「家訓」「ママの味」というのまであった。
由緒ある家なら家計図、腹ぐすり秘伝、祭りの総代なんてのもあるだろう。「隠し子」や「特別な人」などの存在も、もしもの場合を考えればぜひ知っておきたいところだ。妻にはいえない事情もあるだろうが、子どもになら話す気になるかもしれない。
金目のものにしても預貯金、株、ゴルフ場など各種会員権、不動産などのほか、生命保険、貸金、借金などもあげられる。書画・骨董、宝石の類も、価値を知らないまま転がしておいたら、親の死後に贈与とみなされてとんでもない税金がかかったというケースもある。秘密にしているトランクルームや貸金庫も、存在くらいは確かめておいたほうがいい。
 引き継ぐというほど大袈裟なものではないにしても、親の将来的なこと、たとえば介護が必要になったときの希望や葬式についての意向など、親が元気なうちにきちんときいておいたほうがよい問題は山ほどあるはずだ。
引継ぎにふさわしい時期は?
「親が子どもに引き継いでおきたいこと」の回答では上のグラフが示すように、不動産の所在や管理、先祖の供養、親戚付き合いなどが上位となった。
ではそれらの項目について、きちんと引き継ぐのはいつごろを想定しているのか。
「夫婦のどちらかが欠けたとき」
「子どもが45歳を過ぎたら」
「白馬村(私たちの住んでいるところ)への転居の意志がみえたとき」
「自分が子どもの世話になると決めたとき」
「十数年後」という意見から見ると、親はまだまだ裂きのことと考えているようだ。
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