二見シーパラダイスでのノコギリエイ(P. microdon)飼育最長記録更新は、水族館というものを考えるに当たって極めて重要なメッセージを含んでいます。
それは、決して広いとはいえない水槽でエサの頻度が低い状態で21年以上の生存を維持させられたということ。
エイの持つ生命力もさることながら、環境に変化をもたらさず、英の生命時間を尊重したことが功を奏したのではないかと考えます。
彼らを生き急がせることなく、エサをやりすぎずにいたのはエイの時間に人が合わせられたということではないでしょうか。
実際に去年の秋に伺いましたが、このエイはほとんど動かず、たまにスイーとそこを滑るように泳ぐほどでした。 ちなみに志摩マリンランドにも長期飼育のノコギリエイがいます。 油壺のエイは元気かな?
それからノコギリザメとノコギリエイの違いは、まずエラの位置。 ついでノコギリの部分のヒゲの有無(あるほうがノコギリザメ、ないほうがノコギリエイ)とか、胸ヒレが頭と融合しているか離れているか。 さらにはノコギリが透けて二本の筋が見えるとサメ、透けることなくしっかりしたノコギリを持つのがエイ。
こんなところでしょうか?
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